ScatteredDestiny秘話 第2回 歌詞について いずみん
前回長文をズダダーっと書いてしまったため、今回長文書きにくくなっちゃったいずみんです!ボンジョルノ!^w^
今回は、「幻奏幻花、届かずの音色」の作詞についてです。
いずみんの作詞の傾向としては、自分の歌は歌いやすさ重視の歌詞で(音韻重視)、
人の歌詞は意味重視で行っています。
(ちなみに、今までバランス良く両立できたと実感しているのは、Lyrical CrimsonのTrack12のみです。
Lyrical Crimsonを持ってる方は歌詞カード片手に見てみて下さい。)
さてさて、タイトル原題の広有怪鳥射事~Till When? (ひろありてけちょうをいること)について、まず解説していきます。
「広有怪鳥射事」とは、古い書物に書いてあった妖怪のお話だそうで、
合戦場で打ち捨てられ、供養もされない死体の怨霊のような怪鳥が、
「いつまで・・いつまで・・」と、いつまで放っておくんだコノヤローと鳴いているという物語で、
ハイパー端的に言えば、「怪鳥が出たのでヒーローが弓で退治した」という物語です。
この怪鳥の名前が、「いつまで」と鳴く事から「イツマデン」(漢字は忘れました)とされておるわけで、
「いつまで?」とは即ち、英語に直訳すれば「Till when?」の意です。
Croukaタンからこの曲のInstを頂いた時、圧倒的な攻撃性を感じました。
また、メインメロディーに対してサブメロディーでテッテーとか、テロリロリーとかが入っていて、
こりゃなんじゃらほい、と色々あてはめてみて、
「Till when」と「届くのにー」がバシッとハマったので、こちらを採用してみたワケです。
いざ世界を描く時、みょんの気持ちを考察した時に、やはりベースは幽々子様への愛情かなと思いました。
どちらかと言うと硬派な印象と、幼い印象が頭の中にあったので、
その愛情は辛くとも伝えられずに、内に閉じ込める物だと解釈しました。
あくまで仕える身で在り続ける、在り続けなくてはならない。
だから今この時で満ち足りているのに、それでも求めてしまう。
そんな切ない想いを、攻撃的に表現してみました。
中学校の時に好きな女の子が居たけど、中々言い出せないまま延々お互い卒業できずに数百年。
そんな感じです、いや、違うな・・・ww
歌詞を書いた時の感情や思考要素が曖昧にしか思い出せませんが、
比較的に伝わりやすいように構成してあるはずです。後は頼んだ!><;;
ところで先日、名古屋の東山動物園近くにある「ZooStation」( http://zoo-st.com/homare/honegami/ )というライブスペースで、
毎週水曜日に開かれるという東方好きの集まるライブイベント(?)に参加してきました。
参加者30名弱中、過半数の方がENSをご存知だったようで、大変ビックリしましたです!
中には重度のENSフリークの方がいらっしゃいまして、ケータイ壁紙がENSのアレでした(mixiのENSコミュで配布中)!
あんまりに興奮して、ENS特命★係長のくまりすさんに電話したら、比較的クールな対応をされました;w;
ENSは立ち上げて半年強ですが、こんなにもうれしかったのは冬コミで長蛇の列に対峙した時以来でした。
この晩のアサヒ・スーパードライの味は忘れられません。とんでもなく美味かった。
あと、かのご高名な「漏電迷伝」の方も発見しました。
ローゼンメイデンのコスプレをした男性のアクティブなムービーの同人サークルさんです。
あと、CDJの機械もその場にあったので、物凄い勢いでDJごっこもしてきました。
Lyrical CrimsonとScattered Destinyを交互に流しまくってますた。超楽しかった!!!
いやはや、素晴らしい夜でした。またこっそり行こうと思います。
ZooStation、名古屋近辺の方は是非お立ち寄り下さい。
毎週水曜日、東方の日となっているようです。
東京・大阪・京都に比べて東方成分がとても不足している名古屋ですから、
もっともっと盛り上がってくれる事を楽しみにしておりますです。(そこにお力添えできたらもっと嬉しいです。)
そんなこんなでお話がズレちゃいましたが、次回のScattered Destiny制作秘話は、
cao.さんの作詞についてです。
お楽しみにー!